アメリカで受けた自閉診断結果について

専門家医による自閉症の診断です。アメリカ在住の方のみならず日本の方も是非ご覧ください。

あら? 長男と目が合いづらい…から半年

まず、我が子が発達が遅れているのでは、周りの子供と違うのではと感じ始めたのが彼が1歳の時。そして主人にそのことを伝え診断の必要があるのことを説得し実際の診断に至るまでは時間が掛かってしまい、実際の病院訪問は1歳半を少し過ぎていました。

【別記事: 自閉症発見に役立つ!アメリカのM-チャートというリスト】

診断内容は主に医師の口頭による質問に答える形で続き、また医師がその都度子供の様子を注意深く観察して数時間掛かりました。脳波も当日調べました(トップ写真)。更には診断ミスの無いように聴覚と視覚の検査も念のため行いました。私たち素人ではまったくわかりませんでしたが、専門家には我が子 栄太の異常は明らかだったようです。

診断結果はなんと驚きの…

診断は重度レベル3の自閉症でした。お恥ずかしい話、当時はこの診断に納得がいきませんで懐疑的でした。しかし今ではこの診断は正しく、なるべく早くに医師の診断の元で治療と養育に専念出来たのはとても良かったです。

診断書はこちら↓ ADS(自閉スペクトラム症)と書いてありますね。

やっぱり気付けるのは母親…

我が子のちょっとした違いに気付いたとき、真っ先に行動を取れるのが母親です。友人や主人、その他の家族の周りの人に相談しても「男の子だから」、「バイリンガルだから」と慰めや(親切な、でも根拠の無い)発言により診断が遅れたことを反省しています。もし杞憂で終わるならばそれはそれで良いではないですか。誰が何を言っても何か感じたらまずは子供のために診断をまずするのをお勧めします。

ところで自閉スペクトラム症診断書にあったABAとは? 自閉症には欠かせないセラピーの一つですが私も全く知らなかったApplied Behavior Analysisを次回にご説明します。